統計学と社会学の本『ファクトフルネス』の簡単な概要と感想

どうも、氷犬です。

ベストセラーのファクトフルネスを2日で勢いよく読み切ったので、感想を簡単にまとめたいと思います。

ファクトフルネスの概要

ファクトフルネスは統計学と社会学の本です。

「世界は良くなっているのか、悪くなっているのか」という問いから始まり、統計データから「いかに世界は変わってきたのか」を解説する内容。

また、「人の認識がいかに偏っているか(バイアスがかかっているか)」という点にも触れ、人間の本能を知れる内容にもなっています。

ファクトフルネスで紹介されている本能(バイアス)

  1. 分断本能:「世界は分断されている」という思い込み
  2. ネガティブ本能:「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
  3. 直線本能:「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
  4. 恐怖本能:危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
  5. 過大視本能:「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
  6. パターン化本能:「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
  7. 宿命本能:「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
  8. 単純化本能:「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
  9. 犯人探し本能:「誰かを攻めれば物事は解決する」という思い込み
  10. 焦り本能:「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み

この10個の本能を社会の現状と当てはめながら読み進める、といった形です。

程よい具体例とストーリー仕立てになっているので、とても読みやすいです。

ファクトフルネスで印象に残った点2つ

本当はいくつか印象に残っているはずなのですが、パッと思いついたのが2つだけなのでその2つをまとめます。

事実は切り取り方によって、伝わることが変わる

複数のデータを時系列で並べて比較すると、良い部分と悪い部分の双方が現れます。

ただ、良いデータだけを取り出せば全体として良い方向に向かっているように見えますし、その逆もまた然りです。

ここで考えたいのは、人がデータを扱うとき、自分の主張に合うようにデータを取り出してしまうことがあるということです。

本来データは統計でしかないため、全体を見て判断すべきなのですが、「情報の受け手としては切り取られた一部を見て、それを全体だと勘違いしてしまう傾向」があります。

言い換えると、「自分が受け取りたいように、または、相手が伝えたいようにデータを捉えてしまう」ということです。

データにはフラットに向き合うべきだと、改めて気づかされました。

成功は仕組みがもたらすもの

これは「社会が良くなっているのは、リーダーのおかげではない」という文脈で語られていたものです。

例えば、経済が著しい成長を遂げたとか、病気が減ったという事実があったとします。

しかし、それは「国のリーダーが一人で実現したものではなく、作った仕組みに国民が乗ったから実現したものだ」というのです。

要するに、物事が大きく進んだ時には、誰かのおかげ(プラス)や誰かのせい(マイナス)にしてしまいがちですが、「誰かではなく環境や仕組みのおかげである」と考えるべきという話ですね。

プライベートに置き換えると、「何かをモチベーションや個人の意思で成し遂げようとするのではなく、うまくいく仕組みを作るべき」といった具合です。

僕もありもしないモチベーションに自分の行動を委ねがちなので気を付けようと思いました…

ファクトフルネスは物事を俯瞰して捉えるきっかけになる本【まとめ】

雑な説明でしたが、ファクトフルネスの簡単な紹介でした。

ベストセラーだけあってとてもわかりやすく、学びが多い本でしたね。

自分の中のバイアスに気づき、そのバイアスをうまくコントロールするきっかけになる本だと思います。

僕みたいに日々サボりまくっている人におすすめです。

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